カメックス育成論

種族値
  • HP 79            とくこう 85
  • こうげき 83         とくぼう 100
  • ぼうぎょ 100        すばやさ 78
タイプ   みず
特性   げきりゅう
初代御三家の水ポケモン。

見かけのとおり高い防御種族値ですが、HPの数値が低いために実際の耐久力は上の下といったところ。
しかし、攻撃も特攻もそれほどなので、カメックスを活躍させるには耐久型しかないといえるでしょう。
一見、強く思えない能力ですが、彼の見せ所は技にあるといえます。
水タイプの耐久型には珍しい、「アクアジェット」という先制技のおかげで彼には他のポケモンにはない流しスタイルができます。
同じタイプには、シャワーズやミロカロス・ヤドランといった優秀な壁ポケモンがいるだけに、より差別化が必要なポケモンです。
 
まずは、どっちつかずの防御・特防値ですが、水タイプということを考えると、物理特化にするべきだといえます。
そして一番重要なのは、以下に流し回数を増やすかということ。

差別化の手段として挙がるのは優秀な補助技を利用すること。
「こうそくスピン」を筆頭に、流しに便利な「あくび」、襷潰しに役立つ「ねこだまし」、プラチナで追加された「てっぺき」等、非常に多いので簡単に差別化は可能です。


このポケモンは「アクアジェット」や氷タイプ技を覚えるため、ドラゴンタイプやゴウカザルを筆頭にした炎タイプ・プテラなどといった、幅広い流しが可能です。
しかし、先ほども述べたとおり耐久が高いわけではないので、何度もカメックスを前線に出すというのは厳しい面があります。
この耐久力を補うには道具のサポートが不可欠だといえるでしょう。


まず一番に候補に挙がるのは「食べ残し」ですが、場に出る機会が少ないということは、食べ残しの回復の恩恵を受けにくいということなので、あまりオススメできません。
個人的には「オボンのみ」を推奨します。
カメックスは大型アタッカー相手だと、確定二発・乱数二発でやられてしまうことが多々あります。
しかし、「オボンのみ」を持たせておけば、これを確定三発に抑えることがほぼ確実にできるのです。
「カゴのみ」+「ねむる」もありですが、技スペースを狭くしがちなので、余裕があるときの方がいいでしょう。

とにかく器用さが売りなので、技構成をどうするかがキーになるポケモンです。

有用技

ハイドロポンプ
高威力の水タイプ一致技。流せる回数がもとより少ないカメックスならアリな技です。主にプテラや炎タイプポケモン・鋼タイプに。
 
 
なみのり
水タイプ技。こちらはPPが多い分使いやすいです。
 
 
アクアジェット
タイプ一致の先制技。このポケモンを使う上では必要不可欠な技といえます。プテラやゴウカザルといった素早いアタッカーが標的です。
 
 
ゆきなだれ
物理の氷タイプ技。ガブリアスやカイリュー・フライゴンが主な攻撃範囲。ボーマンダは特性の「いかく」があるので削りきることが出来ません。
 
 
れいとうビーム
こちらもドラゴン対策ですが、こちらはボーマンダも倒すことが可能です。
 
 
きあいだま
命中率に不安がありますが、高威力で氷タイプ・ノーマルタイプなど広範囲をカバーできます。
 
 
じしん
物理型なら使う価値ありの技。使うならアクアジェットを除く水タイプ技は外すのが無難。
 
 
こうそくスピン
まきびし&ステルスロックを潰せる唯一の技。ストライクやリザードンをパーティに入れる場合はもちろん、6vs6の時にあれば助かる技です。
 
 
ねこだまし
襷潰しに有効。このポケモンが使う印象は余り無い為、決まりやすいです。
 


てっぺき
防御を2段階上昇させる積み技。プラチナで追加された技で、「ミラーコート」を決めやすくなります。

 

あくび
これも差別化を狙う技。いろんな相手に効くので凡庸性は高いです。
 
 
カウンター&ミラーコート
個人的には好きな技ですが、カメックスのHPを考えると使いにくい技に入ります。
 
 
どくどく
水タイプに対する牽制として。また死に際に撒いておくと意外と効果的。

管理人のカメックス

努力値・HP252 ぼうぎょ252 こうげき4    性格・のんき    もちもの・オボンのみ
 
技…アクアジェット・じしん・ゆきなだれ・こうそくスピン
 
 物理壁として活躍中の亀。
 HPを削りきるのにアクアジェットは便利で、僕のパーティでは主にサポートで使ってます。
 ラグラージと差別化は出来ていると思うのですが…?