ゴウカザル対策

種族値

  • HP 76          とくこう 104
  • こうげき 104      とくぼう 71
  • ぼうぎょ 71       すばやさ 108
タイプ   ほのお・かくとう
特性   もうか
D&P御三家の炎ポケモン。
 
見た限りでは素早さの能力が特化された、攻撃&特攻の高いアタッカーという印象を受けます。
が、このポケモンがメジャーポケモンとして知れ渡っている理由はそこではなく、非常に豊富な攻撃・特殊・補助技。
 
物理型のメインウェポンに格闘技の「インファイト」、炎技に「フレアドライブ」と、高威力なものが揃い、サブウェポンも「ストーンエッジ」・「とんぼがえり」・「シャドークロー」・「かみなりパンチ」と非常に多くの技を覚えるのが分かります。
しかも、特攻も104という値なので特殊としても戦えるのが怖いところ。
これにより戦いにくい理由に、物理アタッカーか、特殊アタッカーか分からないという点が一つ挙げられます。
その特殊技も、タイプ一致の「だいもんじ」を筆頭に、「くさむすび」・プラチナの教え技の先制技「しんくうは」が挙がり、かなり厄介なのが分かります。
 
また、補助技が優秀な点も強い理由の一つ。
コンボ封じに最も適した「アンコール」・「ちょうはつ」を覚え、しかも「ステルスロック」まで撒けてしまうという器用さ。
その他にも、自らの決定力上昇に役立つ「わるだくみ」の存在、「おにび」による物理アタッカーへの牽制、二刀流型との相性に優れた「みがわり」とかなり受けにくさは高いと言えます。
 
この中で最近特によく目にするのが、二刀流型。
その努力値は大抵が、素早さは最速設定で特攻に252振り。
技構成は基本、「だいもんじ」・「くさむすび」に役割破壊用の技「インファイト」、先制技に「しんくうは」or「マッハパンチ」が非常に多く出回っています。
とはいえ、これはあくまで管理人の印象ですし、もしかすると相手のゴウカザルは、めざパ氷を加えた特殊アタッカーだったり、物理技で完全に固めたフルアタかもしれません。
結局、このポケモンが強い最大の理由は、何を使ってくるか分からないという点につきます。
 
ゴウカザルを完全に抑える方法は、
 ・ゴウカザルより早いポケモンで弱点を突く(要先制技)
 ・上記に述べたほとんどの技を完封できるポケモン。
の二つに絞られるかと思います。
 
要先制技と書いた理由は、相手が「きあいのタスキ」持ちの可能性があるため。
最近は「いのちのたま」持ちが流行っていますが、それでも警戒はしておきたいところです。
 
ゴウカザル対策として一匹は用意しておかないと、下手するとパーティが壊滅させられる場合もあるので注意。
耐久値が低いことが唯一の救いでしょう。

 

ゴウカザル対策用ポケモン

  • ヤドキング
  • 前提として、「てっぺき」は必須と言えます。「とんぼがえり」で逃げられる可能性が高いですが、それでもほぼ完封できるのは大きな強みです。
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  • フローゼル
  • ゴウカザルを上回る素早さ、先制技持ちと相手にする上では相性は完璧。ただ、耐久に不安があるのでその点は気をつけましょう。
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  • マンタイン
  • 上記に書いた二刀流型ならほぼ完封可能。自身も「なみのり」を使えるなど優秀ですが、「ストーンエッジ」が怖いところ。