ビーダル育成論

種族値

  • HP 79          とくこう 55
  • こうげき 85       とくぼう 70
  • ぼうぎょ 60       すばやさ 71
タイプ   ノーマル・みず
特性   たんじゅん・てんねん
最序盤で手に入るポケモンでありながら、固有のタイプ構成を持つポケモン。
 
パッとみた感じでは特に優秀な能力が無く、非常に使いづらい印象を受けがち。
ですが、ビーダルにはとても強力な特性があり、それを上手く使いこなせば大化けする可能性も秘めています。

特性は二つありますが、両方とも使えるポケモンが少ない上に強力。
共通点としては壁役・流し役として運用しやすいという特徴があります。

一つ目の特性「たんじゅん」は、能力変化(攻撃や防御といった能力値の上下)の際に2倍変化するというもの。
つまり、能力値が1段階上がった場合、その2倍の2段階上昇します。ぐーんと上がった(2段階上昇)の場合はなんと4段階も上昇します。
一度でかなりの効果を得ることが出来るのが分かりますが、更に優秀な点として積み技が豊富だという点も挙がります。
その中でも「かげぶんしん」や、プラチナで新たに習得した「のろい」との相性が抜群で、一度使えばかなりの能力を得ることも可能です。

もう一つの特性の「てんねん」は相手の能力変化を無視する変わった特性。
これは、相手の能力が上がっていてもこちらには影響を受けないというもので、積み技で決定力を出すブラッキーやギャラドスに対してかなり有利。
「いばる」との相性も非常に良い特性で、こちらに攻撃した場合は相手の能力変化は発揮しませんが、相手が自分に攻撃した場合は能力変化が適用されるので、デメリット無しで使うことが出来ます。
注意点は、相手の素早さ上昇は適用される・相手の能力減少も無効化する、の二つが挙がります。

二つともハマれば非常に強力な特性と言えますが、やはり元の能力が低い為に確実に成功するという保障はありません。
また、両方の特性も補助技を使う事から、「ちょうはつ」や「アンコール」といったコンボ封じに弱いのも悩みどころ。
他にも、素早いアタッカーに対しても、積む前に潰される危険性があるので、特に相手を選ぶポケモンと言えるでしょう。

持ち物には耐久力を高める「たべのこし」や、「ねむる」で回復しやすくなる「カゴのみ」がオススメです。

特性によって戦えるポケモンが大きく変わるので、得手不得手をしっかり把握しておきましょう。

 

有用技

たきのぼり&アクアテール
水タイプの物理技で主力となる技。ビーダルの素早さの低さから、威力重視の「アクアテール」も候補になります。


おんがえし
最大威力102に達する、ノーマルの物理技。弱点は突けませんが、水技との攻撃範囲の相性に優れた技です。


すてみタックル
威力120と高威力のノーマル技。反動ダメージが気になる為に使い辛いですが、「のろい」積み後の破壊力はかなりのもの。


ばかぢから
使用後攻撃&防御が一段階下がる、威力120の格闘技。苦手な鋼の弱点を突けますが、居座る場合の多い「たんじゅん」型の場合は使いにくいでしょう。


でんこうせっか
ノーマルタイプの先制技。意外に使える印象がないので、あれば便利な技の一つ。


なみのり
水タイプの特殊技。「チャージビーム」を使った特殊型では主力となる技。


れいとうビーム
威力95の氷タイプ特殊技。サブウェポンとして優秀で、草・ドラゴンに対して攻撃範囲を持ちます。


チャージビーム
特殊アタッカーとして運用するなら必須技。威力は低いものの、70%で特攻が1段階上昇するので、火力強化として必要になります。


くさむすび
相手の重さに比例して威力が上がる草特殊技。水タイプが主な攻撃範囲。


シャドーボール
威力80のゴースト特殊技。ゴースト等に牽制できますが、攻撃範囲が狭いので、サブウェポンとしてはイマイチ。


はかいこうせん
タイプ一致の威力が225と非常に高い大技。使うタイミングが難しいですが、最後の一撃として。


いかりのまえば
相手のHPを半分に減らす変わった攻撃技。ゴースト以外のポケモンには確実に減らせるので、牽制手段としては優秀。


のろい
素早さが1段階下がる代わりに、攻撃&防御が1段階上がる技。特性「たんじゅん」なら、かなり優秀な積み技となります。


かげぶんしん
回避率を1段階上昇する技。特性「たんじゅん」により、脅威の回避率を得ることも可能です。


ドわすれ
特防を2段階上昇する技。特性により、一気に特殊壁性能を高められます。


でんじは
相手を100%麻痺にする状態異常技。交換読みとして使いやすい、便利な補助技。


いばる
相手の攻撃を2段階上昇する代わりに、混乱状態にする状態異常技。特性「てんねん」なら、完全にデメリット無しで扱うことが可能。


あくび
使用した次ターン後に眠らせる技。交換を強制しやすく、流しを行なう際に使える技。


みがわり
交換されることが多いので、交換読みで使えば次の行動を決めやすいほか、状態異常対策にもなります。


ねむる
数少ない回復手段ですが、技構成を圧迫する原因になりがちです。

管理人のビーダル

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