シンオウ地方に登場する、銅鑼のような姿をしたポケモン。
HPは平均より少し下の数値ですが、防御・特防に秀でた、流しor壁役に向いた種族値になっています。 そして何よりの特徴は、タイプ構成故の抵抗の多さ&弱点の少なさ。 更に特性の「たいねつ」・「ふゆう」の存在により、弱点の数が実質一つなのが、ドータクンの大きな強みと言えるでしょう。
上でも述べたとおり、抵抗が多さ・弱点が一つというのは脅威。 元々の耐久の高さもあり、どちらかに防御能力を特化されると、突破するのにはかなり苦労します。 また、攻撃・特攻も平均並に備えているのが意外に曲者。 素早さの低さを活かした「ジャイロボール」や、「めいそう」積みによる攻撃が強力で、非常に戦いにくいポケモン。
覚える技も厄介なものが揃っており、特に「トリックルーム」や「ステルスロック」・「さいみんじゅつ」は、ドータクンが使う補助技の中でも最メジャーな技(プラチナにて「さいみんじゅつ」の需要は減少)。 他にも「にほんばれ」や「あまごい」での天気パーティのサポート、プラチナで新しく取得した「トリック」での役割破壊、「リフレクター」&「ひかりのかべ」での後続サポートと、使われると厄介な補助技が多く、先発で登場されると殆ど型が読めないのが、ドータクンの恐ろしいところです。
対策としては、やはりコンボ封じに使える「ちょうはつ」&「アンコール」が有効です。 他には、現存の型の殆どが物理特化であることを狙い、特殊攻撃を主体に攻めるのも効果的。 抵抗の多いドータクンですが、等倍以上の特殊攻撃技をぶつけると、結構なダメージを与えることができるという点は、頭に入れておきたいところ。
特性がどちらか分からない点が厄介なドータクンですが、ある程度目安をつけることは可能です。 ドータクンが先発として出てきた場合は「たいねつ」の可能性が高く、試合途中に登場した場合は「ふゆう」が多めです。 しかし、いきなり地面技をぶつけるというのは少々難しいので、等倍でも良いので炎・水・電気・格闘・虫・悪・霊の特殊技で攻めていくのが基本。
炎&電気タイプのアタッカーを出す場合は「じしん」に注意が必要。 他のアタッカーでも、相手のHPがギリギリ残るような状況の場合は、「だいばくはつ」を警戒するように心がけておきましょう。 また、素早いアタッカーだと「ジャイロボール」の威力が上がってしまうので、重火力型のポケモンが撃破に最適です。 |